すだちの切り売り アレンジ楽譜と生演奏のサイト

　あまりにいい曲で、めちゃくちゃ気合いの入ったピアノになっています。

　左手のリズムがややあまいのはわざとです…ｗ

　大体ね、気合が入ってくると右手の和音のオシャレ度が向上していくわけですよ。
　今回一番極端な例としてはイントロ。イントロ２回繰り返すじゃないですか。１回目はシンプルに弾いて、２回目はちょっと飾り立てようと思ったんですが、やっぱり出だしのインパクトがほしいというか？１回目のシンプルさから雰囲気変わったよっていう感じがほしいというか？？で最初は３音で語ってたのに気づいたらもう１音、もう１音…あれ指が足りない！ってなるっていうｗ
　右手５本全部使ってますからね。

　そこまではあるんです。この曲は加えて左手です。

　パターンがいくつかあって、このパターンよりこのパターンのほうが派手だとか繊細だとか。そういう枠組みを超えて左手を書くのは面倒なんですが、今回はできるだけきれいに収めようとおもって書いています。

　左手を旋律っぽく書くと、どうしても収まりというかそういうのを気にしたくなるんですよ。右手に対して相対的に遅くなっていく感じを表現できないかとか、できるだけ音が跳んでいないように聞こえさせられないかとか、全体の構造の中でそこにあって自然であり、かつ気の利いた感じ。その気の利かせ方をした上で発生する経過音が右手の複雑な和音と混ざってより不安定な響きになるような、そういう感じにしたいなあって思って。そうして書きました。

　Bメロ周辺の左手よく書けてると思ってます。

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