すだちの切り売り アレンジ楽譜と生演奏のサイト

　なんてメロディアスで、なんて神秘的な曲なんだろう。すごく作ってて楽しかったです。多分かんたんピアノシリーズの中で一番楽しかった。
　ノベルゲーの曲は本当に独特な和音を使ってきますね。なんというか、理論的には「おいっ」っていうの多いし、なんかその独特さが妙に揃ってしまっているので、人によっては不自然だって感じるかも知れません。自分はクラシックをずっとやってきていたので、はじめは受け入れにくかったですね。
　けど今やElements Gardenをはじめアダルト・ノベルゲーム界隈の曲は大好きです。なんか中毒性がありますね。

　ここでこういう和音、きてほしいなあってなった時、その期待に答えてくれるような作りになってました、この曲。だから書いててすごく楽しかったです。いやーEDのEtarnal Starのときもそのままエクセレントピアノverをつくっちゃいましたが、これも作りてえ！！！

　夏の儚さ、ってあるじゃないですか。今年の夏は儚くともなんともないですけどｗ。そんな儚さ、波の音の高い倍音。そして触れたら崩れ落ちてしまいそうな、凛音の儚さ。凛音を取り巻く環境の、残酷なまでの闇、それを抱えた島の人達の思いの儚さ。

　そういった儚さが本当によく出ている曲だと思うし、よく出ているアレンジにできたかなと思います。自信作です。


…需要ないんだろうなぁｗ

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