すだちの切り売り アレンジ楽譜と生演奏のサイト

　夏クールですがお許しを。最近権利登録されたので、どうしても弾きたかったんです。
　そういうこともあるのかって思ったんですけど、私の記憶が正しければこの曲、作編曲者名だけが登録されていて権利は無信託だったんですよ。それが今回出版社が登録されていて、改めて信託されてたんですよね。へぇ。そういうのもあるのか。

　もうホント、ゾイドのOP・EDは名曲揃い。作品を通して伝えたいメッセージみたいなものがとても良く見える、すばらしいアニメだと思います。

　こういう曲は如何に平然と弾くかだなって思ってます。
　歌いこむことは本当に大切です。ピアノを初めて間もない人はそんな余裕がないかもしれないけれど、ちょっと思い切って体を使って弾き込んでみると、一気に楽しくなるんです。一度やり方を覚えてしまえば、あとはどの曲でも同じように弾き込むことができます。そうやって弾いている段階で、一番大切なのは「大げさにやること」です。
　けれどもある段階で、つまるところ大げさに表現するというのは「表現方法一つにすぎない」ことに気づくことができれば、一歩前進です。全て油絵の具でベタ塗りしたのではダメなんです。

　この曲は本当に平然と弾きました。もちろん手の動きなんかは気持ちが入っているのでいつもより元気ですがｗ、けど平然と。テンポも揺らさず、大きな強弱差も出さない。けどずっと一貫して優しい気持ちで弾いて、それで大切なところだけは本当に切なく弾いたつもり。


　どうしてもアコースティックで弾きたいですよね。電子ピアノでは、やっぱりニュアンス表現に限界がある。

　グランドピアノ、実家においてあります。自分の家には置くスペースがないんですよね。
　いつかまた、ピアノと一緒に暮らしたいなあ。